依然として金融不安が解消されないため、ファンドの運用資金の
行き先が各金融市場を行ったり来たりしている状態が続いてい
るわけですが、当分は解消される気配はありません。
ですので、今後しばらくは一定の金融商品、もしくは金融市場に
投資しているファンドは見送った方がよいかもしれません。
今回は、ファンドの仕組みについて簡単ではございますが、解説
させて頂きたいと思います。これはオフショアファンドに限らず、
投資信託業務全てに通じております。
●運用会社(ファンドマネジャー:Fund Manager)
ファンドを設定し、その運用内容を決定し、運営する会社です。
●販売会社(ディストリビューター:Distributor)
投資家にファンドを販売したり、営業窓口となる会社です。
●事務管理会社(アドミニストレーター:Administrator)
投資家に配当を分配したり、事務管理をする会社です。
●資産管理会社(カストディアン:Custodian)
資産管理会社は 運用会社の指示にしたがって、投資家の資金
(信託財産)を補完・管理し、株式や債券などに資金を投資する
(為替の管理も含む)会社です。
そしてファンドの資料には必ず、上述したことがらについて記載
されていますので、こうした資料を馬鹿にせず、ファンドの信頼
性や特徴を確認するためにも、チェックすることが大切です。
また、上述したこと以外にもファンドの登録者や、ファンドの運用
に関しての相談役であるアドバイザーなどの名前が記載されて
いることもありますので必ず確認してください。
ちなみに、実際にファンドの運営・管理に関しては、それぞれの
部門(会社)が、投資家(ファンドの購入者)から手数料を微収
することfで利益を得る格好となっています。
オフショアファンドに限らず、ファンドの手数料が高額なのは、
こういったことが大きな要因とされています。
【海外口座開設】 これからの資産運用は海外分散投資
※オフショアファンドへの投資は自己責任でお願いします。
オフショアファンドに関する記事の誤字、誤配信を含め、
一切責任を負いませんので予めご了承下さい。
オフショアファンドが判る資産運用入門トップへPR