金融商品への投資をはじめるにあたり各種セミナーなどに参加
して勉強されている方が増えているのだそうです。
しかし、中長期に資産形成を狙うといったことよりも、多くの方々
はFXなどで1年で数倍を狙う投資手法に興味があるようです。
良い悪いは別にして、各相場に入って売買する以上それ相当の
知識が要求されるので、やはり勉強は大切です。
冒頭でFXがでたのでFXに関して言及させていただきますと、今
現在レバレッジを多用して運用されている個人投資家の方々が
増加したことで、個人投資家の影響力が増大しています。
これにより個人投資家のリスクが増すことになるわけです。
なぜなら、市場にて利益をあげる人がふえることにより、それだ
け所得が増えますので消費は拡大します。
しかし、反対に損失を被る個人投資家がふえることにより、消費
は冷え込むことになるので経済は減速します。
このため、リスクマネーが増大することでレバレッジを多用した
場合において昨今のサブプライム問題などで大幅下落を繰り
返している場面では大きな打撃となります。
そして、金融市場のみならず実体経済にも波及することになり
ますので、十分注意しなければなりません。
こうした動きを何らかの形で抑制すべきか？と、問われても、
ここまで肥大化したマネーとそれを運用する手段が増えた今、
引き戻すことは難しいというよりも不可能だと思います。
ですので、つねにこうした変化を確認・理解した上で、しっかりと
対策案をこうじて相場に入るべきだと思います。
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