ギリシャ問題などで依然として世界的に金融市場が金融不安で揺さぶられているため
仕方がないのかもしれませんが、国内の金融商品の魅力は低下しています。
実際に国内外の投資家にとって関心は低いようです。日本から海外へ流出するお金は
ここ数年で一気に拡大していることからも、そういった理由が伺えます。
今後、こうした傾向はさらに高まる可能性があるわけでsが、その際にはしっかりと金融
商品を選びたいものです。今回は、海外ファンドをはじめとした海外の金融商品に投資
する場合の注意点について解説させていただきます。
仮にファンド会社の破綻があればファンドは壊滅的な損害を受けますが、信託財産に
なっていれば、そのリスクはヘッジされます。その点は十分に目論見書、保証銀行、
運用業者の信用について検討されることが必要となります。
しかし、オフショアをはじめ世界のファンドの中には、リスクの説明が不十分なものや、
詳しい説明がないものも多いとされています。
ですので、この点は十分注意する必要がございます。ポイントは信用のある業者、信託
資産になっているか、保障銀行の格付けが最低でもダブルAマイナスであることです。
評判の良いファンドほどダブルA以下は使われない傾向にあります。もちろんパフォーマ
ンスがよくなければなりませんが、安全な物であれば、10%~15%程度にとどまります。
30%~50%の物は、どう考えても長期間持つわけがありません。
ですので、十分注意する必要がございます。そして、海外への資産は、将来海外で生活
するのであれば問題なく長期投資できますが、日本で使うことを考えているのであれば
やはり為替変動リスクもしっかりと考慮すべきです。
せっかく資産が増えても為替変動により利益が飛んでしまってはいみがありませんので、
予めどこまで耐えられるかといった基準をたててから投資する必要があります。個人的
には
CFDで海外ETFを取引したほうが有利に取引できると考えています。
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