ロイターの記事によりますと欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであります
オルドネス・スペイン中央銀行総裁は、グローバリゼーションと移民が賃金
抑制と労働市場の柔軟性拡大に寄与していると述べました。
しかし、オルドネス・スペイン中央銀行総裁は、そのような状態にありながら
もECBはインフレを楽観視すべきではないと見解を示しました。
また、オルドネス・スペイン中央銀行総裁は、上述した件に関して以下の通り
述べています。
「ECB理事会は、インフレ期待を引き続き抑制できていることを
誇らしく思っている。ただ、楽観視する余地はない。インフレ抑制
には継続的なサポートが必要だ」
「移民の有益な効果が労働市場改革を目指す政治的意思を削ぎ、
労働市場が実際よりも効率的であるような印象を与えるのではと
懸念している。政治家が事態を楽観視してしまう恐れがある」
オルドネス・スペイン中央銀行総裁の見解を以下の通りまとめました。
●不況時はインフレ抑制に対する社会的な支持が弱まる可能性がある
●グローバリゼーションにより欧州での賃金上昇を抑え、消費者物価指数
(CPI)の抑制に寄与
●移民が労働市場の柔軟性拡大に貢献
また、労働市場の改革の手を休めてはいけないと指摘しております。
「以下の記事より引用」
( ロイター)
『グローバル化と移民、欧州の賃金抑制に寄与=スペイン中銀総裁』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070604-00000544-reu-bus_all
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