ロイターの記事によりますと、イタリアの電力大手エネルが50億ユーロ相当の
起債をユーロとポンドで行ったことが明らかになりました。
今回エネルが起債を行うこととなったのはスペインのエンデサ<ELE>の共同買収
に必要な資金を調達するのが目的とされております。
肝心のその中身ですが、5本で構成された債券のすべての利回りがガイダンスで
提示されたうち最もきつめの水準であるとされております。
英通信大手BTグループの子会社にあたります、ブリティッシュ・テレコムが
ユーロおよびポンド建て3本で構成される債券(最大15億ポンド)のガイダンス
を設定したことが明かになりました。
BTは7年物ユーロ債をミッドスワップに50ベーシスポイント(bp)、10年物ポンド債
を英国債に110―115bp、30年物ポンド債を英国債に150―155bpそれぞれ上乗
せした水準にする予定となっております。
また、高利回り債ではドイツの通信会社ベルサテルが総額5億2500万ユーロの7年
物変動金利債(FRN)を準備している最中だそうです。
そして、利回りについてですが、EURIBOR(欧州銀行間出し手レート)に275bp上乗
せした水準に達するものとされております。
【引用もとの記事】
(ロイター)
『ユーロ債発行市場=伊エネル、50億ユーロ相当を起債』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070614-00000259-reu-bus_all
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