【オフショアファンドが判る資産運用入門】
90年代後半以降、マネー経済が実体経済を上回る時代に突入
することとなり、金額にしておよそ800兆円以上ともいわれてい
る金余り状態が世界的にみられるようになりました。
良くも悪くもこうした、マネー経済によって世界の金融市場が
一つに結ばれることになったのです。
それと平行して、オプション、先物などのデリバティブ手法は、
いまや機関投資家やヘッジファンドだけのものではなくなり、
一般の個人投資家でも普通に投資する事が出来ます。
今夏に世界中の金融市場を襲ったサブプライムローン問題
により、破綻することとなったヘッジファンドは、投資効果を高
めるために、かなり大きめなレバレッジ”を掛けていたようです。
こうした高い収益を求めて投資した場合、うまく行っている時で
あれば大きな収益をえることができるわけですが、思惑が外れ
た場合にはとてつもない大きな損失を被ることとなります。
これは、プロと呼ばれる投資家であれ一般の個人投資家であれ
関係なく、最悪の場合はマーケットから退場です。
事実、欧米の大手銀行の傘下にあるヘッジファンドの多くは退場
を命じられることとなり、残ったのは膨大な損益だけとなりました。
結果的に、過度なレバレッジ効果を用いたことによって招いた悲劇
としかいいようがなく、適正なレバレッジを心がけたいものです。
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