国内資産への投資は低迷した状態が続いているわけですが、海外資産への投資は依然
として高い水準を維持しています。高い利回りがやはり大きな魅力のようです。
数パーセントの違いならまだしも、数倍も違うと海外資産へ目が向いてしまうようです。
一方、海外投資家による日本の金融資産への投資は、わずかながら動いてきたようです。
株価の割安感や20兆円を超える復興予算、中央銀行関係者の積極的なコメント、被災
企業の業務再開の兆しなど、すべてがプラスの材料となっているようだ。
日本経済の回復は下半期の世界経済を正規の軌道に乗せ、これとともに株式などリスク
資産が値を戻すことが期待されている。
今週開かれた「ロイター・インベストメント・アウトルック・サミット」で、フランスの大手金融
機関ソシエテ・ジェネラルのアセットアロケーション責任者であるアラン・ボコブザ氏は
「日経平均株価は今後12カ月で18~20%上昇する」との見方を示した。
「日本株の価格帯は安い。私は日本株を有望視している」という。
同氏は、大量の資金を投入し、3重災害の損失分を埋め合わせようとしている日本は、
世界で唯一経済のV字回復を果たす国だと指摘する。
インベスコ・パーチェルアルの日本担当者、トニー・ロバーツ氏も最近のレポートでこうした
見方に同意を示し、「日本からは十分な投資回収が見込まれる」との見方を示している。
「転載終了」
しかしながら、ギリシャが融資を受けられなくなった時点でデフォルトする状況にあるので、
場合によっては金融市場の崩壊も十分にありえます。
そうしたなかで、中長期的に投資するのはお勧めできません。
中長期で投資すると愛着が沸き、売りたいときに売れなくなってしまうからで、そういった意味
でも大半の商品を簡単に売り買いできるCFDの魅力は、やはり大きいと思います。
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