オフショアファンドの中でもグロース型タイプのファンドは、世界経済が安定期、または
上昇局面にある場面では大きく成長することが期待されます。このため、
グロース型
タイプは積極運用型、もしくは成長型とよばれています。
成長性を狙うので積極的にリスクを取りますので、投資対象は主要国へではなく新興
国が中心となります。ですので、
インカムゲイン(利息、配当収入)よりも
キャピタル
ゲイン(売却益)を中心に狙いますので投資するタイミングが非常に重要です。
といいますのも、去年くらいに投資を始めてしまうと購入した時の
基準価格を長期で
保有したとしても上回らない可能性があるからです。
また、仮に上回ったとしても年間の手数料と換金する際の
手数料を考慮した場合に
はマイナスとなる可能性も否定できません。
ですので、景気が後退局面にある状況下ではグロース型のような高い利回りを期待
できるようなファンドへの投資は原則的に控えるべきです。
基準価格が大きく低迷するのを数年間に渡り見続けるのは疲れます。やはり、世界
景気が底を打ったことを確認して投資すべきです。
そして、グロース型は上述した通り積極的に成長性を取りますので、運用で得た利益
は常に再投資される形をとるため、基本的には
分配金はございません。
海外の投資家の多くは分配金を狙っては
ファンドを運用しませんので、分配金を仮に
支給されたとしても再投資に回される方が多いようです。
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